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データベース系エンジニア必見!パフォーマンス10倍?Database Smart Flash Cacheの実力とは

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Database Smart Flash Cacheの性能を知る

Database Smart Flash Cacheの性能を知る

Database Smart Flash Cacheでは、アプリケーションから発行される1つ1つのSQLが数行のSELECTや1行のINSERTなどのOLTP処理の対象となったデータブロックだけがSSDに保存されます。これによって、SSDの桁違いのアクセスの速度をOLTP処理の高速化という目的にピンポイントで活用する事ができ、まだ高価であるSSDの能力を最大限に引き出せます。Database Smart Flash CacheはOLTP処理に代表されるランダムアクセスが中心となる使い道で抜群の効果を発揮。ハードウェアにSSDを追加して、Database Smart Flash CacheDatabase Smart Flash Cacheを設定するだけで、劇的なパフォーマンスの向上が実件される事も多いと言います。アプリケーションを手に入れる必要はありません。


検証環境の仮想とマシンとデータベースの構成

今回の検証環境としてはインテルのプロセッサーE5540および、100GBのSSDを搭載したサーバー DELL PowerEdge R71を4台用意。それぞれにインストールしたOracle VM serve上で、合計8個の仮想マシンを作成し、4つずつをRACデータベース1および、RACデータベース2としました。また、ASMディスクグループを構成するストレージであるEMC CLARiX CX4-240と各サーバー間を4GbpsのFibre Channelで接続しています。

OLTP処理+バッチ処理のスループットの低下を激減!

この環境下において、一つ目の検証シナリオであるOLTP処理を実行するデータベースと大量データを扱うバッチ処理を実行するデータベースの統合を実施。まずはDatabase Smart Flash Cacheを使わないと設定し、RACデータベース1でOLTP処理を実行します。そこで、一定時間が経過した後にもう一方のRACデータベース2においてパッチ処理をします。そうすれば、ストレージI/Oのボトルネックが発生。OLTP処理のスループットは低下してしまいます。

OLTP処理+OLTP処理で10倍性能が向上する!?

次に、OLTP処理を実行する2つのデータベースを統合するシナリオの検証を実施しました。まずはDatabase Smart Flash Cacheを使わない設定にしておいて、RACデータベース1および2の両方でOLTP処理を実行します。すると、ストレージI/O性能のボトルネックにより、それぞれを個別に実行した場合のときのスループットの合計と比較して、実際に得られるスループットは半分になってしまうのです。
ここで述べたようにDatabase Smart Flash Cacheの特性を生かして適切な部分に使えば、アプリケーションコードに一切の手を触れることがなく、桁違いの性能向上を行うことが出来る。実際の検証作業により確認されたわけです。オラクルデータベースサーバ構築における必需品として、SSDの活用が不可欠になるというのもそんなに先の話ではないでしょう。

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